トレーラーはトラックの一種ですが、一般的なトラックとの違いは積み荷を積載する部分と運転席がある部分が独立している、運転席がある部分をトレーラーヘッドと呼び、これに荷台の役割を持つトレーラーをけん引するなど特徴を持ちます。荷台の役割を持つトレーラー部分は、単独でも買取の対象になりますし、運転席部分のトレーラーヘッドも同じく単独で買取が可能です。なお、トレーラーはセミトレーラーやトラクターなどの種類がありますが、セミトレーラーには荷台全体がフルサイズになっていて用途に応じて車高を調節できるタイプもあります。このような車種はトラックの買取において査定評価を高めるポイントになってきます。
主な種類には、車両運搬車や海上コンテナ、土砂禁ダンプなどがあり職種などにより求められる形状や条件が異なります。ちなみに、トレーラーヘッドで牽引を行うセミトレーラーなどの場合、近年ドライバー不足のための対策および輸送効率を向上させる目的で大型化が進んでいます。国内でも需要がありますが海外などでは日本を超える需要を持ちます。新車で購入するとなると高額な設備ですから、日本製の安い中古車を求める企業も多いため中古市場でも人気があるため高価査定になることも少なくありません。
ただ、トレーラータイプに関係なく共通することは保安部品の正常動作が査定の中での重点ポイントです。特に、ブレーキランプやウィンカーなど保安パーツが正常に動作していることを確認しておくと安心です。